慢性鼻炎
慢性鼻炎は一見難治・薬で症状を抑え込むしかない疾患だと思われているが、適切な処置、観察、治療によって改善可能。
そもそもなぜ鼻水が出るのか
- 風邪やウイルス感染症: 風邪や他のウイルス感染症が原因で、鼻の粘膜が刺激を受けて鼻水が出ることがある。免疫系の反応により、ウイルスや細菌から身体を守るために鼻水が分泌されることがある。
- アレルギー: 花粉症やハウスダストなどのアレルギー反応が鼻水の原因となる。アレルギーによって免疫系が異常な反応を起こし、鼻の粘膜が過剰に反応して鼻水が増えることがある。
- 気温や湿度の変化: 寒暖の差や乾燥した環境に晒されると、鼻の粘膜が乾燥しやすくなり、その結果として鼻水が出ることがある。
- 鼻炎や副鼻腔炎: 鼻の内部に炎症が生じると、鼻水が増えることがあります。慢性的な鼻炎や副鼻腔炎は、鼻水の一般的な原因。
- 刺激物質や化学物質: 強い香りや刺激物質に対する反応として、鼻水が出ることがある。例えば、タバコの煙や化学物質が挙げられる。
- 食物アレルギー: 特定の食品に対するアレルギー反応が、鼻水を引き起こすことがある。これは食物アレルギーが原因である場合がある。
これらが一般的な鼻みずが出るとする生理学的な現象だろうか。
Bスポット療法
喉に炎症があるとそれを洗浄するために鼻水が出るが、鼻水でもうがいでも洗い流せない「上咽頭という部位がある。
この上咽頭の炎症をうまくコントロールできれば慢性鼻炎は薬なしでも症状を抑えることができる。
この上咽頭の炎症を一回リセットする療法が「Bスポット療法」である。

このあと鼻うがいを定期的に行うことにより上咽頭の炎症はかなり抑えられる。鼻炎は鼻の中状態も大事だしもちろん鼻や喉の状態以外のことで鼻水が出る要因はまだまだ色々はあるが、それら以上にまず喉の状態が大事になる。
鼻炎の鍼治療については別記事へ続く。