間質性膀胱炎
長野式鍼灸治療
長野式鍼灸治療では慢性膀胱炎の際の治療穴は以下のように表記がある。
下の病には蠡溝穴を使用し、膀胱炎に関しては中極穴に「皮内鍼」を保定するとある。
治療前
60代、女性
間質性膀胱炎のため、2ヶ月に一度膀胱拡張術を京都の病院まで行き、手術を受けている。
痛くない日はない。夕方~夜にかけては毎日痛い。痛くて動けなくなる。
治療
腹診は鼠径部の違和感と中極穴~左大赫穴の範囲に膀胱に響くポイントあり。
中極穴~左大赫穴4箇所の反応点に任脈に向かって横刺。同反応点に円皮鍼保定。
治療後
治療後翌日、一日痛み無し。
鍼灸治療後に明らかに痛みが無くなるのは過去初めて。
明らかに中極穴~大赫穴へのアプローチが膀胱にいい影響を与えている。