脊椎管狭窄症による7年間の右足のシビレ
はじめに、
7年前痺れが出始め、病院で脊椎管狭窄症と診断を受けた。他には肩こり、両足底腱膜炎(5年前)、変形性膝関節症をもっていて、下肢にたくさんのトラブルを抱えた方だった。
治療前
仕事で座っているときと、台所で立っているとき、犬の散歩中、仕事が終わって車の中で右足が痺れてくるという症状。色々話を聞いていると、仕事の状況でというより根本原因は7年前に勤めていた前職場のストレスが原因で体が疲弊して腰の異変に発展しているように感じた。
治療後
ストレスの治療メインに、神経痛症状のため瘀血の治療を重ねたところ、5回の治療でふくらはぎと右足の電流が走るような痛みは無くなった。
7回目の治療時には右足の痺れは完全になくなり、首も痛くなくなってきた。
初回の治療穴は、
DLPFC
胃の気
太衝
臨泣
中封
天牖
曲池
陰陵泉
天宗
養老
大椎
督兪
大腸兪
さいごに、
色々治癒してくるのに8回ほど治療が必要であったが、7年前の脊椎管狭窄症でも徐々に症状改善してあげることができた。悪くなってから長い期間が経つもの治療するのにも長い期間がかかることがあるが、短い期間で治癒させられることも多い。病院で脊椎管狭窄症や座骨神経痛と言われ物理的に骨の位置異常が原因と思われるような症状でも痛み止めや湿布でやり過ごさず、鍼灸だと痛みを除去できる場合があるのであきらめずに治療してほしい。