刺青と癌
刺青が癌に発展する原因になることがあるのだろうか。
感染性肝炎→肝臓癌
「刺青 癌」と調べると、よく出てくるのが、刺青を掘るときに使う針の使いまわしによる感染症。
これがよくでてくる。これは鍼灸も一緒なので良く知っているところ。
女性に「がん」の診断、実は古いタトゥーへの免疫反応
医師団が女性のわきの下から摘出したリンパ節は、免疫細胞群が黒い色素に覆われていた。
女性は15年前に背中にタトゥーを入れ、その後、それより小さなタトゥーを肩に入れていた。
「皮膚には免疫細胞が備わっており、それらが常に皮膚を監視している」。米バンダービルト大学のビル・ステビンズ氏はそう解説する。女性の場合は、こうした免疫細胞が異物であるタトゥーを認識。それを取り込み、何年もかけて皮膚からリンパ節へと移動していた。
しかしタトゥーが大きすぎて免疫細胞には消化しきれず、そのまま残ったと思われる。(記事抜粋)
こういうことがあるのか知りたかった。
他にも調べていると
等の論文が出てきた。
どれも共通しているのは淋巴節腫脹。リンパと呼吸器がダメージを受けるよう。
刺青によるサルコイドーシスが原因だと思われますが、上の症例のように彫って数年経ってから発症することもあるとのこと。
癌の直接的な原因になることはそう多くないのかもしれないけど、他の病気を発症するきっかけになることは良く分かった。